2023年5月 座楽会

日時：令和5年5月24日（水）13：00～18：50
場所：・いろは堂OYAKI FARM（おやきファーム）
　　　・松代象山地下壕
　　　・かごcaféコノハナサクヤ

座楽会で外部施設を訪問

たまには室内を飛び出して、周辺の気になる場所に行ってみよう！ということで、2022年7月に上信越道長野インターチェンジ近くにオープンした「いろは堂OYAKI FARM（おやきファーム）」を訪問しました。マイクロバスを仕立て、長野商工会議所から松代へ！せっかくなので、松代象山地下壕もあわせて見学しました。

松代象山地下壕 視察

保存会の方にガイドしていただき、大本営予定地に選ばれた松代という場所の地形や地質学の話に始まり、戦時中の軍の話、掘削の苦労話、労働者の話など、さまざまな角度から地下壕について学びました。「実は初めて来た」という参加者もいて、まだまだ身近な場所に発見はあると思いました。

いろは堂 OYAKI FARM 訪問

「いろは堂OYAKI FARM」では、いろは堂専務（当時）の伊藤拓宗さんにご案内いただき、年間500万個のおやきが製造できるという工程をガラス張りの通路から見学。その後、建物裏にある研修室のような美しい休憩室で、いろは堂の歴史、企業理念、OYAKI FARMの目指すもの等、興味深いお話を聞きました。

おやきをイメージさせる丸い建物には県産の材木を使い、エントランスには60トンもの地元の土を使用した壁（版築）を設置、さらに松代産の「芝石」を使うなど、地元のアイデンティティを大切にしたこだわりの建築とのこと。今後は、国内外の観光客を迎え入れつつも、地域に愛される憩いの場、そして食育の体験施設を目指していくとのことで、大いなる地元の郷土食「おやき」の可能性を感じました。

かごcaféコノハナサクヤで懇親会

見学後は、懇親会も松代で開催。長野商工会議所松代支所のご推薦で、古民家を改装して2017年にオープンした「かごcaféコノハナサクヤ」にて、地元の素材たっぷりの食事を楽しませていただきました。ほんの半日でしたが、視察研修さながらの新鮮で充実した座楽会となりました。