本会の目的
本研究会は、長野商工会議所会員企業相互の情報交換、技術やノウハウの交流、研究等の活動を通じて、会員企業の経営体質の強化を図るとともに、新事業創出の研究等も行います。
令和7年度異業種交流研究会事業計画
(令和7年4月1日~令和8年3月31日)
基本方針
世界経済の不確実性が高まる中、日本経済は緩やかな回復基調を維持しているものの、米国による関税引き上げの影響により輸出が鈍化し、企業の設備投資意欲にも陰りがみられるなど、先行きには依然として不透明感が漂っている。加えて、エネルギーや食料品をはじめとした物価高の長期化、ウクライナ情勢の膠着化、中東地域における緊張の高まりなど、地政学的リスクも一段と高まっており、中小企業を取り巻く経営環境は一層厳しさを増している。
企業による賃上げの動きは広がりを見せているが、個人消費は物価上昇の影響を受け、依然として力強さを欠く状況にある。こうした中、企業経営においては、深刻化する人手不足への対応、価格転嫁の推進、AIをはじめとする先端技術の活用による生産性の向上、さらに脱炭素社会を見据えたGXへの対応など、変化する事業環境に柔軟かつ迅速に適応していくことが求められている。
こうした状況を踏まえ、当研究会では昨年度、講師を招いて時事問題や経済情勢をテーマとした「例会」、新たな発見や発想転換を図るための「座楽会」、特別セミナーを開催した。
本年度の事業推進にあたっては、月例の「例会」「座楽会」を開催し、多彩な講師を招き会員相互による意見交換や自社紹介等を行い、経営上の課題や企業体質の強化等を自由活発に議論できる場を提供する。さらに経営環境の変化に対する適応力強化をテーマとして資質向上を図るよう、会員各位が積極的な事業活動を下記により展開していく。
- 当研究会の活性化を基本にした会員増強と組織強化(随時実施)
- 会員相互の意見・情報交換、講師を招いての例会
- 新たな発見・発想の転換を図る座楽会
- 地域活性化に向けての活動(新商品開発や新事業創出に向けた研究の実施、講演会の開催)
- 新しい視点に立った企業経営を実践するための視察研修(年1回実施)
- 会報クロワゼの発行、ホームページの更新(随時発行、随時更新)
- 関係団体との情報交換・連携 (随時実施)