19年3月例会

講師:中澤勝一建築株式会社 代表取締役 中澤 毅氏

演題:「大工魂」

日時:平成31年3月20日(水)18:00~18:50

場所:レストランやま

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当会会員である中澤勝一建築株式会社代表の中澤毅さんに、自社についてのお話をしていただきました。
以下、講演の概要です。

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大工魂

会社の概略

昭和11年、大工だった祖父が独立。長野市松代町の皆神山の東裾野にある、創業83年の工務店。 「中沢建築」という社名は世の中にありすぎて登記できなかったので、父のフルネームで登録。兄弟は3人いるが、現在も改名せずそのまま使っている。
2人の弟は大工。長男である自分は、地域の老舗ゼネコンに就職していた。

2000年 勤務先を退社して家業を継ぐも、自分の仕事がない → 自分で仕事をとってこないと居場所がないことに気づき、懸命に営業し、仕事をつくってきた。
2003年 株式組織に改組。
2011年 震災がターニングポイントになり、R+(アールプラスハウス)に加盟。
2012年 本社竣工 囲炉裏を備えた「勝ちゃん庵」も
2018年 新モデル開発(「夢サポママ」と協同で開発) 現在は不動産部門を立ち上げ、空き家物件等も取り扱うように。

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会社の取り組み

地域柄、周囲に「杏」の畑が多く、剪定を頼まれたことをきっかけに、収穫の手伝いと花見会を開催するように。お客様やOBなど多くの参加をいただき、今年で9回目。また秋には感謝祭、勉強会や見学会など様々なイベントを随時開催。
月に一度は社員勉強会を実施。同時に「いろりを囲む食事会」開催。

そのほか、地区のソフトボール大会に参加したり、上棟式では「木遣り」を披露するなど、社員をうまく巻き込み、地域に密着した活動を、楽しみながら等身大で展開している。

住宅のこと

日本の家は寒い!高温多湿の日本。結露を放っておくとカビの発生や強度の低下まで引き起こす。
日本にはまだまだ少ないが、高機能の家は健康に良い。
最近では、なるべく壊さずに断熱施工をする「ハウスインハウス」などを提案。

今後も、2つの使命を果たすべく、邁進していく。
・快適で健康な暮らしを提案する
・大工を育て続ける

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聴講者に配られた「大工魂」と書かれたバッグに入った本日の印刷資料(ちらしや社内報などのパンフレット類)は、驚くことにほぼすべて社内でおつくりになっているとのこと。毎年積極的に開催されるイベントや、頻度の高いブログの更新など、社員さんのアイデアがどんどん形になる前向きで自由な社風が、新しい展開を生み出していく原動力になることが感じられました。
このような形で会社の話をあまりしたことがないので緊張しました―という中澤さんですが、終始お人柄の良く出た、率直で温かいプレゼンテーションでした。

中澤勝一建築さんのご発展と、中澤さんのますますのご活躍をお祈りします。ありがとうございました。