平成25年度 第25回定期総会開催

平成25年6月26日

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和田直士代表幹事

平成25年度の定期総会が、長野商工会議所会頭で当研究会顧問の加藤久雄氏を来賓にお迎えし、ホテル国際21で開催されました。

はじめに、和田代表幹事が就任一年を振り返り、会員の協力でほぼ計画通りの活動ができてほっとしていると感謝を述べ、次年度も有意義な活動をしていこうと呼びかけました。

その後議事に入り、議案である24年度事業報告・決算報告、平成25年度の事業計画案・予算案がそれぞれ原案通り承認されました。

25年度の主な活動として、講師を招き会員相互による意見交換会や自社紹介を行い、経営上の悩みや諸問題、企業の体質強化等を自由活発に話し合える内容の企画を推進していくことと、異業種の知恵を結集して成果を出していくこと確認されました。

 

記念講演会

演題 伝統文化を生かしたまちを創る!

講師 株式会社文化事業部  代表取締役 セーラ・マリ・カミングス 氏

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セーラ・マリ・カミングス様

第二部の講演会では、株式会社文化事業部社長セーラ・マリ・カミングス様から「伝統文化を生かしたまちを創る!」と題して講演をしていただきました。

  • 葛飾北斎と小布施町の歴史上の関わりからスタートし、地元の町興しについて考察。
  • 葛飾北斎、小林一茶、佐久間象山など異なる感性を融合した日本文化の伝統を基礎として新しいものの創造に繋げ、現在に至る。
  • 1. 酒造りに関する具体例→セーラ氏の初期の取り組み
    • ①酒造りの内製化…彼女の入社当時市村酒造は酒造りをアウトソーシング依頼
    • ②竹桶での製造…一般的だった当時アルミ製桶での酒造りを竹桶に変更
    • ③斬新的な容器の開発…デザイン性の高いロゴ(桝一=Square1)によるブランド化
    • ④利き酒師の取得…利き酒大会出席を契機に目指す
    • ⑤87歳の大杜氏と若者との連携→後継者育成と伝統的酒造りの継承を目的
  • 2. 町興しに関する具体例Ⅰ →古いものや名称の有効活用=ハード面
    • ①レストランとして 大正ロマン的な文化サロン「蔵部(クラブ)」のOpen
    • ②宿泊施設 桝一客殿「客人(まれびと)へのおもてなし」の開設
  • 3. 町興しに関する具体例Ⅱ →“仕掛けるイベント”の開催=ハード&ソフトの両立
    • ①「小布施見に(ミニ)マラソン」の毎年実施

      ※“海のない小布施に波を”がコンセプト⇒他地域のイベントとの差別化意識
      《例》真夏の開催…熱中症対策の為朝6:00スタートと充分な塩分補給を準備
      地元スタッフの協力…人とのコミュニケーションを通じてスタッフを育成

    • ②「瓦なくっちゃ」による昔ながらの焼きムラが残る瓦の製造⇒若者への文化継承と新ビジネスの創造
    • ③「もちベーションの会」の開催=毎年元旦と2日に実施する餅つき大会による地元同士のふれあい
    • ④「小布施ッション」の毎月開催=勉強会と題して講師、先輩、後輩が同一目線で学ぶ地産地消をしながら語り合う会による提案・改善
    • ⑤「桶保存の会(Oke=O.K)」の設立⇒桶の利用価値の伝授⇒全国87か所へ浸透
  • 4. 今後の課題と展開
    • ①外国人観光客の増加に伴うサービスの向上
    • ②農業と文化と人が交わる場所の設置
    • ③人が住む=里山が生きることへの注力
    • ④日本文化を体感できる場所の提供
    • ⑤まちとしょテラソ 「すごい図書館」の有効活用
  • 5. セーラ氏の価値観と考え方→本人談話によるもの
    • ①シンプルな発想と感性によって“出来ないことをやるに変える”
    • ②リセットはいつでも何度でも出来る
    • ③簡単な発想の転換を図る
    • ④身体を動かすことの喜びを伝えたい
    • ⑤新しいことへのチャレンジ=元気の源である(但し、時には充電期間も必要)

懇親会

続いて開催された懇親会は、来賓の加藤久雄会頭からお祝いと励ましのごあいさつをいただき、セーラ社長の乾杯ではじまりました。

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加藤 久雄会頭

 

宴の中で、この春の叙勲で当会の前代表幹事の岩野彰氏が受章され、少し前に受章された当会監事の飯田弘己氏のお二人にみんなでお祝いをしました。(飯田氏は欠席)

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受章のあいさつをする岩野氏

    【受章お祝い】
  • 黄綬褒章  日本体育産業(株) 代表取締役社長 飯田 弘己様
  • 黄綬褒章  (株)岩野商会     代表取締役社長 岩野   彰様

 

また、長年当会の事務局としてお世話になった、長野商工会議所職員の田幸さんが異動になったため、感謝をこめて花束を贈呈しました。田幸さん、お世話になりました。本当にありがとうございました。異動先ではお体に気をつけて、悩める会議所会員経営者のために頑張ってください。

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田幸さん

 

会食をしながら打ち解けた雰囲気の中で、会員社それぞれの課題や悩みなどを話し合いながら懇親を深めました。

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