18年1月例会

講師:(株)アップルケア 代表取締役 白土 英男 氏

演題:「介護の現場から 老後へのヒント」

日時:平成30年1月25日(木)18:00~

場所:やま茶屋

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2018年最初の例会は、当会会員である(株)アップルケア代表取締役の白土英男さんにご登壇いただき、事業の紹介を含めて、参加者の近い将来を見据えた介護業界のリアルなお話をしていただきました。

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介護の現場から 老後へのヒント

会社紹介

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2001年設立の(株)アップルケアは、長野市松代町をはじめ、長野市内に3カ所のサービス付き高齢者向け住宅を運営。「介護」から「敬護」への精神で、利用者一人一人の満足を目指してサービスを展開しています。

介護保険と介護サービスの現状

日本では現在、40~64歳までの人は医療保険料に加えて介護保険料を、給与天引きなどによって支払っています。65歳からは、市からの納入通知書や年金からの天引きで支払います。市町村によって保険料の基準額が違い、所得に応じて5段階に金額が設定されています。

介護サービスは、65歳以上で介護認定を受けた人が受けられます。 市町村に介護認定の申請をし、要介護度を判定。要支援1から要介護5まで7段階あり、それぞれの限度額を超えた費用に関しては自己負担となります。

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  • サービスの費用例)
  • 電動ベッドレンタル: 15,000円/月(1割負担だと1,500円)
  • 車イス:6,000円/月(1割負担だと600円)
  • デイサービス:10,000円/1回(1割負担だと1,000円)
  • 訪問介護:家事補助1,800円/30分(1割負担だと180円)など

年金収入が280~340万円の人は2割負担、340万円以上の人は3割。ここにいらっしゃるような高額所得の方は要注意ですね。

入居施設にもいろいろあります。アップルケアの場合、24時間 月額16万円~(医療費、生活費別)。若いうちから老後の費用負担を覚悟されたほうがいいでしょう。

認知症のはなし

現在、日本の認知症患者は900万人で、予備軍は400万人と言われています。
これは中学生の数より多い。年間13万人増加しているそうです。

ここで、認知症の検査(長谷川式)。
「今日は何年の何月何日ですか?」という質問から、「知っている野菜の種類をできるだけ多く上げてください」などという質問まで、回答の様子で点数がつき、20点以上で異常なし、という検査を皆でやってみました。会員からは回答ごとに「よし!」という声が上がっていました(笑)。

認知症は、新しい記憶から消えていくそうです。50年前のことは覚えていても、昨日のごはんのことは忘れてしまう。女性は特に、ご主人のことをきれいに忘れる人が多いそうです。
また、「人格の変化がないまま」認知症になるので、穏やかな人は穏やかに、エッチな人はエッチなまま…日頃の行いが大事です…とのアドバイスに、会場からは苦笑が。

今からさまざまな「準備」と「覚悟」をしておいてください。と締めくくりました。

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介護について、大変現実的な話をお聞きし、ホッとした人も不安になった人もいたかと思います。普段の心がけも大事なことを教えていただきました。
白土さんありがとうございました。益々のご発展をお祈りいたします。