18年9月例会

講師:(株)サン環境計画 宮島邦彦氏

演題:「(株)サン環境計画企業説明」

日時:平成30年9月26日(水)18:00~

場所:やま茶屋

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9月例会は、当会会員の(株)サン環境計画代表取締役・宮島邦彦氏に、自社の業務についてのご講演をいただきました。同社の事業は公共事業の支援業務をはじめ、工事現場の監督業務や維持管理業務、測量業務などの土木事業で、地域の人々が安全かつ便利に生活できるよう、日々奔走されています。(以下講演内容です)

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(株)サン環境計画企業説明

会社の歴史について

前社長と事務員1、2名でスタートした同社。徐々に社員数を増やしていき、現在では16名の技術者が在籍する企業となりました。
平成22年、経営の知識がないまま代表取締役に就任した宮島氏。就任当初こそ苦労はしたものの、試行錯誤が実を結び、昨年度には創業以来最高の売り上げを達成しました。

【会社の沿革】

  • 平成04年10月 松本市島立に株式会社サン環境計画を設立
                              主に公共工事の監督支援業務および公園緑地の設計・資材販売などを
                              開始
  • 平成08年12月 国土交通省 測量業登録
                              長野県や松本市を中心に測量業務を開始
  • 平成22年11月 宮島邦彦氏が代表取締役に就任
  • 平成25年06月 長野県長野市大字鶴賀54番地4へ本社移転
  • 平成27年11月 関東営業所 開設

事業内容

測量工の役割は、「ふるさとを守り、未来を創ること」と語る宮島氏。新しい道路や公共物を作るだけでなく、災害復興計画を行う上でも、まずは測量が不可欠です。

  • 地形がどのように変わったのか?

  • どのようにしたら元に戻るのか?

これらを測量で検証した上で、復興作業に取り掛かります。
会場では、実際の災害現場の測量の様子を紹介。冠水してしまった道路や土砂崩れで立ち入ることが難しい現場で、命がけの作業をしているというお話に、参加者一同は真剣に聞き入っていました。

【事業内容】

  • 発注者支援業務
    …専門的で難易度の高い工事を、国や自治体の公務員に代わって受ける業務。
  • 行政事務補助業務
    …国や自治体の業務進捗に関わる資料作成等を行い、事業者のスムーズな作業履行をサポートする業務。
  • 測量業務…基準点/用地/路線/深浅/道路台帳整備
  • 現場技術業務…施工管理支援
  • CALS/EC関連業務…電子納品全般/各種電子化作業

「i-Construction」への取り組み

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i-Construction」とは、現場作業の生産性向上に向けて、国土交通省が設けた新基準です。
導入することで以下のようなメリットがあります。

  • 無人航空機や無線で操作できる小型舟を利用することで、安全かつ効率的な作業が可能
  • 人間の視点では見ることが難しい、上空・水面から見た欠陥を発見できる
  • 計測後は数値を3次元データでの設計・施工管理が可能に

新たな技術を積極的に取り入れることが、「働き方改革」への取り組みにも繋がるそうです。

学生とのふれあい

  • 長野高専とのコラボレーション「信州の土木 魅力のマップ」
  • 各高校への企業・技術説明
  • 中学生の職場体験の受け入れ

上記の活動を進めていく中で、県内の学生に土木建設の「今」と「これから」を知ってもらい、未来を担う若者の育成を進めているそうです。
実際に同社を訪れた中学生からの手紙には、

  • お客様の笑顔がやりがいに繋がる
  • 協力会社や社員さんとの信頼関係が大切

と書かれており、充実した職場体験の様子が伺えました。

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2020年に開かれる東京オリンピックや、近年頻発している自然災害の影響もあり、公共事業の需要はますます高まるばかり。「地図に残る仕事ができる、これがやりがいなんです」そう語る宮島さんの優しい笑顔が印象的でした。参加者の皆さんも、無線で操作できる機器の登場や、学生さんとの触れ合いの様子に関心を抱いているようでした。宮島さん、ならびに(株)サン環境計画様のますますのご活躍をお祈りいたします。